結婚式の費用の平均は?気になる結婚式のお金事情を大公開!
結婚式の費用っていくらかかるんだろう?と思った方は、平均的な結婚式の費用を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。平均の費用を知ることで、どのくらいの金額で結婚式が挙げられるのかが分かりますよ!さらに式場から出された見積もりが、妥当な金額なのかが判断できるため、知っておいて損はありません!!
今回の記事では、結婚式の平均的な費用や支払い方法・自己負担金の目安をご紹介します。さらに、結婚式の節約アイディアやコロナ禍での結婚式の傾向についてもまとめましたのでぜひご覧ください。
目次
結婚式の費用って、どうやってイメージすれば良いのかしら?
全国の結婚式の平均費用がありますので、そちらが分かるとイメージしやすいですよ!
確かに平均費用を知れば、どのくらいの費用がかかるのか分かりやすいわ! ぜひ教えて下さい!! 。
かしこまりました。それでは 結婚式の平均費用やお金のことについて詳しくご説明していきますね!
1. 結婚式費用の平均額は約304万円
総額平均 | 自己負担額 | 招待客人数の平均 | 招待客一人当たりの 料理費用 (飲み物を除く) |
---|---|---|---|
303.8万円 | 147.3万円 | 43.2人 | 1万6,700円 |
参考:「 ゼクシィ 結婚トレンド調査2022調べ」
ゼクシィ 結婚トレンド調査2022調べによると、結婚式の披露宴・ウエディングパーティーの全国的な平均招待客数と平均費用は、ゲスト約43人・費用約304万円という結果となりました。また、自己負担額は約147万円、ゲスト一人一人にかける料理費用は約1万6000円です。
さらに、招待人数別の平均費用はこのようになっています。
2.ゲストの人数別での平均費用を見てみよう
出典: 結婚式の平均費用・内訳を知ろう!相場・お金・節約術も紹介の図を加工して作成
※ウエディングパークに投稿された費用明細より算出(2022年11月)
※ご祝儀金額は1人あたり3万円として計算
親族や親しい友人のみを招待したい方は、10〜30人程度で費用は約200万円前後。会社の上司や取引先の方を招待する場合や、大規模な結婚式を挙げたい方は費用300万円〜500万円を目安とすると良いでしょう。
自己負担額は、80万円〜160万円が相場となっています。
ここに出てくる「自己負担額」とはどのように決まるのでしょうか?詳しく解説していきます。
3.自分たちはいくら払う?自己負担額の出し方
自己負担額とは、結婚式全体の費用からご祝儀や親からの費用援助を引いた、ご自身が支払う金額のことのことをいいます。
事前に自己負担額を計算しておくことで、自分たちがどのくらいのお金を支払うのかイメージしやすくなりますよ!
では、「ご祝儀」や「親からの援助」はどのくらいの金額が平均なのでしょうか。順番に説明していきますね。
「3万円」がご祝儀の平均
画像引用元:【結婚式ご祝儀の相場】皆はいくら包んだ?出席者300人アンケート調査
一般的な結婚式のご祝儀の平均は、一人あたり3万円といわれています。
上記のアンケート結果では、友人同士や職場の同僚同士で相談して、一律3万円と決めたという声も多く聞かれました。
次に、親族からの援助金の平均額を見ていきましょう。
みんなはいくらもらってる?親族からの援助
ブライダル総研 「ゼクシィ 結婚トレンド調査2022調べ」によると、挙式、披露宴・ウエディングパーティーの費用としての親・親族からの援助が「あった」人は71.9%でした。さらに、援助された金額から結婚式の費用に支払った平均金額は162.7万円となっています。
これらの情報をもとに、実際の結婚式の費用をシミュレーションしてみましょう。
自己負担額のシミュレーション
結婚式費用400万円 招待人数40人 親からの援助金160万円の場合
上記の図を解説すると、
「①結婚式の総費用400万円」の場合
「②ご祝儀+援助金の一部」を引いた金額が「③自己負担額」となります。
親からの援助に大きな金額の差があるため、実施の調査結果とは異なりますが、ぜひご自身の金額を入れて計算してみてください。自己資金がどのくらい必要か計算できますよ!
ここまでは、結婚式の平均費用を説明しました。
次は、結婚式費用の内訳や相場、さらに費用の節約アイディアも一緒にご紹介します。
4.知っておきたい結婚式の費用内訳と節約アイディア
必要項目と費用の相場
全て用意できれば安心ですが、これでは見積もりが高額になってしまう可能性も。予算オーバーにならないために費用の節約アイディアをお教えします!
節約アイディア5選
1.お得な日にちを選ぶ
結婚式場は、快適な季節である春や秋、ゲストを呼びやすい3連休などの繁忙期には高くなりがちです。そのため同じ内容でもリーズナブルにできる1〜2月、6〜8月・「大安」以外の日がおすすめです。ただし親族などで日取りを気にする方もいる場合があるので、確認してから決めましょう。
2.プランナーさんの意見を聞く
プランナーさんに自分たちが何を優先させたいのかを相談し、不要なものはないか相談してみると良いでしょう。
3.お色直しや演出を見直す
費用のかかるお色直しや演出をやめて、ゲストと楽しめるゲームや、思い出の映像を流す時間を設けてみるのもあり!会場が一体となって楽しめる時間が増えますよ。
4.欲しいものはネットで探す
フリマサイトはウェディング用品の宝庫!「一度しか着ないし買うのはもったいない」と思われがちですが、購入の方が良いケースもあります。特にドレスは、海外の物だと新品でもレンタルの半額以下で購入できることも。ブランドにこだわらなければ、返却の必要もない購入を選ぶのも良いかもしれません。
5.作れるものは自分で作る
披露宴会場の入り口の飾りや、各テーブルに置くペーパーアイテムはご自身で作成するという方法もあります。親族や友人に得意な方がいる場合は、お願いしても良いですね。思い出が増えてよりアットホームな結婚式となるでしょう。
ケチったと思われないための注意点
節約しないほうか良い内容は、ズバリ「料理」「飲み物」「引き出物」です。
実際に結婚式に招待された方が「ちょっとこれは…」と感じた内容を見てみましょう。
引き出物は選べるカタログギフトでしたが、欲しいものがなくて困りました。
全然興味がないものをもらってもな…。
ドリンクの種類が少なくて残念。ビール・焼酎・ウーロン茶・オレンジジュース・コーヒーだけでした。
他の友人の結婚式はカクテルが充実していてよかったな。
披露宴で出された料理が物足りなかった。
二次会で食べられると思ったけど、やっぱり少なくてお腹が空いたまま帰宅しました。
メニューに高級食材があったので楽しみにしていたらほんの少しだけ。
期待して損してしまいました。
プランに記載されている内容の確認だけでなく、実際に食べてみたり、現物を見たりすることで、よりイメージしやすくなります。招待される方の立場になって準備を進めることを心がけましょう。
5.このタイミングで支払いました!体験談を見てみよう
ここからは、結婚式を挙げた方のお金事情を詳しく解説していきます。
支払い内容・支払い方法を時系列でまとめました。結婚式費用だけでなくエステや宿泊費用など、式以外の費用も記載しているので、ご自身の支払いのイメージの参考になさってください。
case1# ポイントが付いてお得!クレジットカードで全額支払ったMさん
総額4,000,000円 支払い回数:4回 支払い方法:カード
【1回目】式半年前 本契約金30万円(カード払い)
【2回目】式2カ月前 エステ、ネイル、まつげエクステ代合計15万円(カード払い)
【3回目】式3週間前 結婚式費用340万円(カード払い)
【4回目】式後 親族のホテル代と精算金15万円(カード払い)
POINT
手持ちの現金はいらないが、事前にカード会社に限度額を上げてもらう手続きが必要。
カード会社に早めに連絡をしないと間に合わないこともあるので余裕をもって準備すると良い。
case2# 総額500万越え!費用の約半分をご祝儀から支払ったHさん
総額5,293,000 支払い回数:6回 支払い方法:現金orカードor銀行振り込み
【1回目】式数カ月前 本契約金20万円(現金払い)
【2回目】式数カ月前 席次表&席札、アクセサリー、ウエルカムボード、小物代 合計4万3000円(カード払い)
【3回目】式2週間前 結婚式費用245万円(現金払い)
【4回目】式2週間~前日 美容院、ネイル、シェービング代 合計5万円(カード払い)
【5回目】式当日 お車代10万円(現金払い)
【6回目】式数日後 結婚式費用245万円(銀行振り込み)
POINT
クレジットカード払い不可の会場だったが、手数料を上乗せするプランに変更することで可能に。
式後にご祝儀から残りの245万円を銀行振込にて支払い。
case3# 大きな金額は式の一週間後に支払ったGさん
総額2,318,000 支払い回数:6回 支払い方法:現金orカードor銀行振り込み
【1回目】式7カ月前 本契約金5万円(カード払い)
【2回目】式4カ月前 衣裳予約金5万円(現金払い)
【3回目】式4カ月前~1カ月前 プチギフト、招待状、ブライダルインナー、親ギフト、プロフィールムービー代 合計6万5000円(カード払い)
【4回目】式10日前 シェービング&ネイル、席次表代 合計2万3000円(カード払い)
【5回目】当日 お車代10万円(現金払い)
【6回目】式1週間後 203万円(銀行振り込み)
POINT
この他にも切手代・子供用お菓子など数千円単位の費用がかかった。
式前までは20万円程度の出費で収まるが、式後にご祝儀を集計する作業がたいへんだった。
case4# 約520万円を準備金のみで支払ったMさん
総額5,240,000 支払い回数:6回 支払い方法:現金orカードor銀行振り込み
【1回目】式10カ月前 本契約金5万円(カード払い)
【2回目】式4カ月前 結婚式費用30万円(銀行振り込み)
【3回目】式4カ月前~3日前 エステ15万円(現金またはカード払い)
【4回目】式2カ月前 和装ブーケ2万円(現金払い)
【5回目】式1カ月半前 結婚式費用244万円(銀行振り込み)
【6回目】式1カ月前 お礼のクオカード4万円(現金払い)
【7回目】式3週間前 結婚式費用222万円(銀行振り込み)
【8回目】式2週間前 DIYの材料費&装飾2万円(現金払い)
POINT
見積額を分割して銀行振り込みで支払い。
休日は銀行窓口が閉まっているため、銀行振り込みの場合、平日にお休みを取らなければならないことも。
参照資料:ゼクシィ 会場によって違う!結婚式費用の支払いタイミングと支払い方
結婚式費用は、支払金額・支払い方法・支払のタイミングが会場によって異なります。
- 支払いは結婚式当日か前後なのか
- 手持ちの準備金で支払うのかご祝儀で支払うのか
- 支払い方法は、現金・カード支払い・銀行振込どれが使えるのか
など、打ち合わせのはじめの時点でしっかり確認しておくことで、支払いがスムーズに行えるでしょう。
結婚式のキャンセルについて知りたい方はこちらをご覧ください。
思わぬ事情で結婚式がキャンセルに!?キャンセル料や手順について解説します
「ブライダルローン」で費用が借りられる
ブライダルローンとは、結婚式や新婚旅行などにかかるお金を貸してくれるローン。「準備金は少ないけど結婚式にこだわりたい」「貯金はないけど結婚式を挙げたい」という方にとって心強い味方です。
しかし一方でこんなデメリットも
- 申し込みから融資まで時間がかかる
- 所得が不安定な場合は審査が通りにくい
- 多めに借りることができない
- 追加融資ができない
このような内容を踏まえたうえで、検討すると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?今回の記事では、結婚式の平均費用の他にも、結婚式に役立つ内容をご紹介しました。
- 全国の結婚式の全体の平均費用は約300万円
- 自己負担額は100~200万円程度が平均
- 費用を節約することは出来るが、「料理」「飲み物」「引き出物」の節約はNG
- 費用の支払い回数・支払い方法は会場によって異なる
さらに近年気になるコロナウイルスによる影響ですが、2022年度ではコロナ前の平均費用に戻りつつあり、より満足できる結婚式を挙げたいと考える方が増えているようです。
費用について詳しく知っておくことで、より充実した結婚式のプランを立てることができるでしょう。ぜひご自身の結婚式の準備にお役立てください。
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