結婚式の余興で盛り上がるのは? みんなで楽しめるアイデアを一挙紹介!【ゲスト向け】
結婚式(披露宴)の余興を頼まれたとき、嬉しい気持ちと同時に「どんな余興をやったらいいのかな?」と、悩む人も多くいるのではないでしょうか。
この記事では余興を選択するときの参考になる、結婚式の余興の種類とそれぞれのポイント&注意点をご紹介していきます。
余興って、新郎新婦や会場に確認することもあるよね?
その通りです!「いつ」「誰に」「なにを」確認するべきかもリストにまとめたので使ってくださいね。
目次
結婚式の余興を成功させるためのチェックリスト
保存版!4ステップの段取りを確認
なにから手をつければいいか分からない!確認漏れがないか不安……と悩まれている方は下記のチェックリストを画面保存(スクショ)して準備を進めてみてください。
ステップ1|まずは新郎新婦に確認!
- 希望余興やNG余興がないかを聞く
- 一人でやるのか複数でやった方がいいのかを確認する
- 披露宴のゲストの人数と、大体の年齢層を聞く(余興演目の参考に)
- 余興を行う会場の名前と場所、連絡先を聞く(会場の機材確認等で使用)
- 余興の持ち時間を聞く
- 自分のほかに何組の余興が登場予定か聞く
- 複数登場の場合、すでに演目が決まっている余興がないかを聞く
ステップ2|余興を決める前にチェック!
- 余興にかかる費用を新郎新婦側から提案されている場合、その費用内に収まる範囲の余興を複数ピックアップする
- 余興にかけられる準備期間(日数)がどれくらいかを考える
- 複数で行う場合、一緒にできそうなメンバーを確認する
- メンバーと合わせて行う練習がどれくらいできそうかを確認する
- 上記項目の条件で行えそうな余興を決める
ステップ3|やることが決まったらチェック!
- 新郎新婦に連絡し、他の人と演目がかぶっていないかなどを確認する
- 一人でやるのか複数でやった方がいいのかを確認する
- 会場に使用したい機材が揃っているか確認する(カラオケやプロジェクターなど)
- 会場にない機材があり、会場が持ち込みOKの場合、レンタル先を確認する
- 練習のスケジュールを立て、しっかり練習する
ステップ4|本番前の最終チェック!
- 余興がしっかり時間内に収まるかを最終チェック
- 必要な機材や衣装、小道具などが全部揃ってかつ機能するか最終チェック
おおよその段取りは分かっていただけましたでしょうか。続いて余興の種類を詳しくご紹介します。
簡単度がわかる!結婚式にオススメな余興6種類の比較表
次に結婚式の余興、6種類についてご紹介していきます。本番まで時間がない方、はじめてで何をすればいいか分からない方など、表内の目安を参考にしてみてください。
(※”準備期間”や”やり易さ”は、こればこるほど期間は伸び、難易度が上がるものと考えてください)
会場機材使用度:マイク、スピーカー、カラオケ設備など、電源を使用する機器の使用度の高さを表したものです。会場担当者に問い合わせれば必要なものを教えてくれます。
最新トレンドでは新郎新婦は「思いを込める」重視!?
、マイナビウエディング「2022年 結婚・結婚式の実態調査」によると、結婚式で新郎新婦が最も重視したことについて、前年比で増加幅が大きかったのは、「ゲストや親に感謝を伝えること」。さらに、次いで「自分たちの気持ちが列席者に伝わるようにすること」ということで、これまでのおもてなしを重視する「ゲストファーストな結婚式」から「感謝や想いを伝え、思い出に残す結婚式」を重視する傾向になっていることがうかがえる結果になりました。
余興も、大がかりなものを企画するよりも、いかに気持ちを込めて伝えるかに焦点を絞り、真心のこもったものを披露すると新郎新婦に喜ばれるかもしれません。
新郎新婦の思いもくみ取りながら余興を決められると良いですね。次に余興の6種類についてご紹介します。
1.「歌」で盛り上げる!
【目安】
人数:1~10人程度
準備期間:3日~7日
会場機材使用度:中
簡単さ:★★★
歌は、結婚式の余興として定番中の定番です。愛や結婚をテーマにしたハッピーな歌や、みんなが知っているヒット曲で、新郎新婦の気持ちと会場を盛り上げることができます。
余興としての歌は、準備や練習に比較的時間をかけずにすみ、参加メンバーの急な増減などにも対応しやすく、しかも割と簡単にできるというメリットがあります。
流行りの曲や、盛り上がる曲はTikTokで最新の情報を探してみてくださいね。
「歌」を行う時のポイント&注意点
ポイント
大切なのは、新郎新婦をお祝いするという気持ちと、その気持ちにそった選曲。そして自信をもって本番で堂々と披露する心構えです。カラオケや音楽スタジオなどを使って、しっかり練習しておきましょう。
注意点
気をつけたいのは、披露宴会場にカラオケサービスがあるかです。レストランなどを使用する披露宴の場合は、特に注意が必要です。下調べをしっかりと行い、当日に備えましょう。
2.「ダンス」初心者でもできる!
【目安】
人数:1人~5人程度
準備期間:7日~1か月
会場機材使用度:中
簡単さ:★★
結婚式の余興では歌の次に定番ともいえるダンス。広めの会場なら、キレキレのダンスやポップなダンスで、新郎新婦やゲストを楽しませたいですね。カッコよくキメたり、可愛くキュートに演出したり、はたまた爆笑を誘うこともできるので会場が盛り上がること間違いなし!
「ダンス」を行う時のポイント&注意点
ポイント
つい高度なテクニックを要するダンスを選んでしまうと、仲間のメンバーがついていけなかったり、練習時間がかかってしまったりします。メンバーにダンス初心者がいる場合は、見栄えがしつつもできるだけカンタンな振り付けの曲を選ぶのがポイントです。
注意点
ダンスを披露するうえで考えるべきことは、まず選曲やダンスの内容ですが、これらはゲストの年齢層や、会場の広さと音響設備、そして練習時間が十分とれるかどうかを考慮して決める必要があります。最初に新郎新婦に相談し、ゲスト層や会場を把握してから適正と思われる人数を集め、演目を決めることをオススメします。
盛り上がる!簡単で面白いダンスならこの3曲!
▼誰でも知ってて、比較的狭い場所でも踊れます。振り付けも可愛い!
●星野源「恋」
▼バブリーダンスで再ブレイクした全年齢層対象ナンバー。踊りやすいオフィシャルバージョンは多人数対応可能!
●荻野目洋子「ダンシングヒーロー」
▼ユーモラスで振り付けも比較的カンタン!何気に場所もとりません!
●気志團「結婚闘魂行進曲『マブダチ』」
3.「楽器演奏」で感動を演出!
【目安】
人数:1人~5人程度
準備期間:3日~1か月
会場機材使用度:高
簡単さ:★
楽器演奏も、結婚式の余興としてはとてもポピュラーです。披露宴で、新郎新婦の友人たちが二人を祝ってバンド演奏するというシーンはよく目にするところです。アコースティックギター1本から、ドラムのバンドセットなど、演奏人数が増えれば増えるほど本格的になり、迫力も増していきます。
生演奏はそれだけでも会場を盛り上げますが、歌と一緒に披露すると、さらに会場のムードを華やかで感動的なものにします。
「楽器演奏」を行う時のポイント&注意点
ポイント
楽器演奏で大切なのも、やはり新郎新婦をお祝いするという気持ちと、その気持ちにそった選曲。新郎や新婦をまきこんで、一緒に演奏するという形も見かけますが、その場合は選曲を新郎新婦に任せるというのも一つの手段です。
注意点
注意しなくてはいけないことは、披露宴会場によっては大きな音が敬遠されたり、PA(音響伝達設備)などの音響機器がなかったりすることもあるので、会場の事前確認は必須です。
ただ例外として、ピアノやエレクトーンを設置している会場は多くありますので、鍵盤楽器を披露したい方は、事前に調べておくのがオススメです。
4.「クイズ」簡単&みんなで楽しめる!
【目安】
人数:1人~2人
準備期間:2日~7日
会場機材使用度:低
簡単さ:★★★
披露宴会場全体を参加対象にしたクイズは、比較的カンタンにできて会場全員で盛り上がることができます。会場で使用する機材も、基本的にはマイクだけなので、まず心配はいりません。
問題を用意するなど、準備に時間はかかりますが、練習などの手間はあまりいらず、使用機材もほぼマイク1本ですむため、手軽にできます。
「クイズ」を行う時のポイント&注意点
ポイント
「新郎新婦が喜んでくれて、みんなが楽しめるもの」ということを念頭において作成しましょう。
注意点
ウケ度を考えるあまり、新郎新婦に失礼になってしまうようなことや、ゲストの方に不快感を抱かせることがないように、注意が必要です。
クイズ作成のバリエーション例
・「新郎新婦クイズ」
・「新郎新婦が好きな曲や思い出の曲のイントロあてクイズ」
・「お色直しのドレスの色当てクイズ」
とにかく、参加者全員が楽しい気持ちになれる問題作成や進行を心がけることが大切です。
5.「ゲーム」ゲスト全員参加型の余興!
【目安】
人数:1人~2人
準備期間:2日~7日
会場機材使用度:低
簡単さ:★★
会場全体を巻き込んで行うゲーム。クイズと進行形態は似ていますが、こちらの方が若干難しい傾向があります。
進行内容が事前の予定通りに行われることが多いクイズと比べると、ゲームはその内容によって臨機応変に立ち回らなくてはならない場面が増えるからです。
ただ、練習などの手間はあまりいらず、使用機材もほぼマイク1本ですむため、手軽にできることは大きな魅力です。
「ゲーム」を行う時のポイント&注意点
ポイント
とにかく進行が肝心です。参加者の移動を伴うものは、時間通りにいかないこともままあります。「新郎新婦が喜んでくれて、みんなが楽しめるもの」ということを念頭におきつつ、イレギュラーも想定した時間配分や進行上の文言も考えておきましょう。
注意点
時間どおりに進められそうか、人が移動する場合の動線はどうなっているかなど、進行においてシミュレーションをする必要があります。また、ゲームの進行役は、比較的トークが得意な人が向いているといえるでしょう。
ゲームのアイデア
・新郎新婦とじゃんけん大会
・かんたんビンゴ
・宝探しゲーム
・くじ引きゲーム
とっさのトラブルに対応できるよう、あらかじめ予想できるものをピックアップしておきましょう。たとえば、「ビンゴ大会で最後に複数のビンゴが一気に揃った。賞品が足りないかも」「会場内で宝探しゲームを企画したら、会場の備品が一部壊れてしまった」そんな、内心「困った!」と思うような場面でも、進行役は機転を利かせて対応する必要があります。
6.「ムービー」自作・外注どちらでも!
【目安】
人数:参加人数の制限なし
準備期間:7日~数か月
会場機材使用度:中
簡単さ:★~★★★
新郎新婦をドラマティックに盛り上げるなら、やはりなんといっても大定番のムービーです。感動的なものからコミカルなものまで自由自在に演出できて、しかも事前に準備が揃うため、気持ちに余裕をもって当日を迎えることができます。
ムービーのよいところは、歌ったり・踊ったり・ショートドラマ風にしたりなど、アイデアを自由に形にでき、それでいて決められた時間ぴったりに編集できるため、新郎新婦はもちろん会場の進行役の方にも喜ばれます(笑)。
また、ムービーなら当日結婚式に参加できない友人も、新郎新婦をお祝いすることができます。
「ムービー」を作る時のポイント&注意点
ポイント
まず、自分で作るのか、プロに任せるかの選択です。動画編集が得意で、編集する時間をしっかりとれる人は、自分で作成するのがよいでしょう。
逆に、アイデアはあるけれど知識や作業に自信がない人などは、プロに頼るのがいいと思います。
結婚式当日に余裕をもって間に合うよう、新郎新婦に頼まれたらすぐに2人の希望や会場の規模・設備、ゲストの人数や客層及び年齢層などを確認し、ムービーの要点とアイデアをまとめて直ちに新郎新婦に確認したうえで、制作に取り掛かるか、プロに依頼するのがオススメです。
注意点
まず、会場にムービーを上映できる機材や設備はあるかのチェックです。
・ムービーを再生する「DVDプレイヤーかPC」
・ムービーを投影する映写機「プロジェクター」
・「スクリーン」(もしくは白い壁)
この3つが必要です。また、プロジェクターにスピーカー機能が付いていないか、あっても音が小さいなどの場合は、別途スピーカーも必要になります。
ムービーの面白いバリエーション例
・友人一同からお祝いの言葉を集めた「メッセージムービー」
・新郎新婦の取扱説明書をプレゼン風にまとめた「トリセツムービー」」
・新郎新婦にまつわる思い出の写真や映像をまとめた「誕生から結婚までムービー」
・人気のテレビ番組などをパロディ化した「パロディムービー」
・歌やダンスを用いた「複合ムービー」
ムービーのよいところは、時間内に収められれば複数の余興が披露できてしまうこと。そして編集ができるため、成功した部分やいいところだけを繋げられることです。歌・ダンス・演奏・コント・芝居など、やりたいことをチョイスして組み合わせることもできます。まず初めに構成をしっかりと作り込んでから素材を集めたり撮ったりし、全部揃ってから編集するのがポイントとなります。
ムービーをプロに任せたいときは「シネマチック」にお任せください!
シネマチックは、全国891会場での上映実績を持つ、2023年で創業18年を迎えたムービー制作会社です。
創業以来約10,000組のカップルに感動や喜びをたくさん分けてもらいながら、結婚式のムービー制作を通して、結婚するお2人の門出をお祝いできることに喜びと誇りを持ち続けてきたわたしたちが、心に残るムービー制作をお約束しています。
「こんな映像できるの?」「こんな場合の料金は?」など、特にプランがお決まりでない場合、ご予算をご指定いただければご案内いたしますので、お気軽にご相談ください。
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