テーブルコーディネート:会場の雰囲気を高める装飾術
1. カラーコーディネーションの重要性
テーブルコーディネートの基本は、色選びから始まります。結婚式のテーマカラーを決めたら、そのカラーを中心にテーブルの装飾を考えていきましょう。
主役となるメインカラーを決めたら、それに合わせて2〜3色の配色を考えます。例えば、ピンクをメインカラーにする場合、白やゴールドを組み合わせると華やかさが増します。また、グリーンを加えることで自然な雰囲気を演出できます。
色の組み合わせは、テーブルクロス、ナプキン、お花、キャンドルなどの装飾品に反映させます。統一感のある色使いは、会場全体の雰囲気を格段に向上させる効果があります。
2. センターピースの選び方と配置
センターピースは、テーブルの中央に置く主役級の装飾品です。一般的には花を使用することが多いですが、キャンドルや小物を組み合わせるのもおすすめです。
花を選ぶ際は、季節感を大切にしましょう。春なら桜やチューリップ、夏はひまわりやバラ、秋は紅葉や菊、冬はポインセチアやホワイトフラワーなど、季節に合わせた花選びが会場の雰囲気を一層引き立てます。
センターピースの高さにも注意が必要です。テーブルを囲む人々の会話の妨げにならないよう、低めに抑えるか、逆に十分な高さを確保するのがポイントです。また、テーブルの大きさに合わせて、センターピースのサイズを調整することも忘れずに。
3. テーブルウェアの選択とレイアウト
テーブルウェアの選び方も、会場の雰囲気を左右する重要な要素です。プレート(お皿)、カトラリー(ナイフ、フォーク、スプーン)、グラスなどを、全体のテーマに合わせて選びましょう。
クラシックな雰囲気を演出したい場合は、金や銀のリムがついた上品なプレートや、クリスタルのグラスがおすすめです。カジュアルな雰囲気なら、シンプルな白い食器や、カラフルなアクセントのあるテーブルウェアが適しています。
テーブルウェアのレイアウトも重要です。基本的なマナーに則りつつ、デザイン性も考慮しましょう。例えば、ナプキンを折り紙のように折って置くだけでも、テーブルに華やかさが加わります。
また、席札やメニュー表も忘れずに。ゲストの名前を書いた小さなカードや、その日のお料理内容を記したメニュー表は、おもてなしの心を表現する大切なアイテムです。これらもテーブルコーディネートの一部として、全体の雰囲気に合わせたデザインを選びましょう。


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